2010年8月15日日曜日

終戦記念日

戦争が終わって65年。
以前住んでいた所で、お隣のおじいさんが入院されたのでお見舞いに行った時、何の話からだったか忘れたが、戦争の話になった。そのおじいさんが「帰ってきて、亡くなった方の家族に状況を聞かれても、よう言わんかった、あんなひどいこと」といって涙ぐまれた事を思い出す。戦争のむごさを知らない私達世代に、もっと伝えて欲しいと思ったけれど、聞く事をはばかられた。

今でもどこかで、人と人の殺し合いが続いている。
人間とは、考えることが出来る動物なのに、話し合うことが出来るはずなのに、武力で持って解決しようとするのだろうか。

NHKの大河ドラマで龍馬伝を見ているが、やはり殺し合いがある。
歴史が始まって以来、ずっと続く人と人の戦い。
宗教は人は皆救われるなど、美しい事を言うが宗教をめぐる戦いも凄まじい。

色んな事件を聞くたび、その場に自分が居たらどうしただろうと考えることがあるが、もしかしたら目をつぶったり、逃げ出したりしていたのではないだろうかと思うことがある。
自分も、言うほどの正義を持っていないのではないかと・・・・・。

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