森瑤子さんの「あなたに電話」を読み終えた。
短編が12話。
森瑤子さんの本を初めて読んだのは、森瑤子さんが52歳でなくなられた頃だった。
17年程前になる。
エッセイは、何だかおしゃれで気軽に読めた。
ちょうど、処女作の「情事」を読み終えた時、森さんの訃報を耳にしたと記憶している。
子育ての後、37歳でデビュー。
38歳で「処女作ですばる文学賞」と言うのも衝撃的だった。
こんな人もいるんだと思ってあれこれ読んでいる時だった。
この本の後書に、塩見さんと言う人が書いているが、「ハンサム・ウーマン」という言葉を最初に使った人は、森瑤子さんらしい。
「どんな時でも、決して女を振りまいて、女を売り物にしないとは言うものの、と言って男勝りでもなく、結構繊細な女らしさも持ちあわせている」のがハンサム・ウーマンらしい。
彼女は「森瑤子には、元祖ハンサム・ウーマンという爽やかな称号を贈りたい。と締めくくってある。
森瑤子さんは、胃癌で亡くなられたが、私は同じ病気でも生きている。
生かさせて頂いている。だから、何かをしなくてはと思う。生きているからには・・・・・。
本日の運動。
ヨガ50分
エアロ50分
ルーシーダットン40分
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