おひなさま。

春を思わせるぽかぽか陽気。

おひな様のお出まし。

我が家のおひな様は、親王飾りだけ。

買った時、飾る場所が無かった事と、

段飾りを飾る事に自信が無かった事。

だから、親王様はちょっと大きめ。

忙しい時でも毎年飾ってきた。

幼い頃、歌った歌を思い出すと、出さずにはいられなくなるから。

その歌を知っている人は、あまりいない。

まだ逝くには若すぎた、直ぐ上の姉は知っていた。

今は、他に知っている人を知らない。

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その歌は。

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暗い小さな箱の中　

一年中をおとなしく　

春を待ち待ちねんねして

うれしいでしょう　おひな様

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桃の三月お節句に

きれいに飾ったひな壇で

みんなで御馳走頂いて

うれしいでしょう　おひな様

・

この歌を思い出すと、出さずにいられないと友達に言ったら、その人もお雛様が気になるようになった、と言っておられた。

灯りをつけましょぼんぼりに・・・で始まる歌よりも大好きな歌です。