暮らしの手帳に「随筆とエッセイの違い」が書かれていた。
エッセイは好きでよく読むほうだが、随筆とエッセイが違うなんて考えたことはなかった。
随筆が好きなのは、単に簡単に読めるからだが。
一つ一つの文章が物語のように長くないから、チョコチョコ読めるのがいい。
随筆とは「本当にあった出来事を書いたもの」
エッセイとは「心のありようを書いたもの」
随筆は本当にあった出来事と言う、事実をもとに書かれたもの。事実と言うのは、それを知るものにとって、面白いだけはでなく、知識や情報、教訓となり、日々の暮らしや仕事に非常に役に立つ。
いわば、随筆は役に立つ実用の文学なのです。・・・・・・事実
エッセイは、心の中にある景色のあれこれを書いたものであるから、複雑でありながらも人間の豊かな心を知ることが出来る真実を描いた文学です。・・・・・・真実
随筆のはじまりは、平安時代に書かれた「枕草子」。
「方丈記」「徒然草」はその後に生まれた随筆の古典。
エッセイのはじまりは、フランスで書かれたモンテーニュの「エセー」。(全く知らないが)
・・・随筆とは役に立つ実用の文学。
・・・いい言葉です。
と締めくくられていました。
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