小篠綾子さんの「やんちゃくれ」を読んだ。
小篠綾子さんは、小篠ジュンコ、ヒロコ、ミチコ三姉妹のお母さんだ。
御本人は、激動の時代の中、ファッションデザイナーとして、妻や母である前に仕事に生きる事を貫いた人であった・・・・・と。
何も無い中で作り出す、考え出す行動力はすばらしい。
私の母も、別に習ったわけではないが、洋服はすべて作ってくれていた。
編み物も機械だけ買い、簡単な説明書だけで使いこなしていたように思う。
今の私達は、何かに頼りすぎているのかもしれない。
何も無いところから作り出すそんな気概にかけているのではないかと思う。
小学校の教材でも、お面を作る時、以前なら面の台を作るところから始まったが、今はプラスチックの面があり、それに粘土か何かで面を作るらしい。
出来上がりは、やはり個性的なものは少ないのではないだろうか。
何も無いところから作ることは、子供に必要なことではないかと思う。
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